スポーツ中に足の痛みが出ることはありませんか？

2022年01月19日

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ふくらはぎから踵が痛いとなったことはありませんか？

その痛みアキレス腱炎かもしれません。

アキレス腱とはふくらはぎの筋肉とかかとの骨を結ぶ太くて丈夫な

腱のことで人体で最も太く強靭な腱です。

アキレス腱に明らかな外傷などがなくても、小さな断裂や損傷があり

これらと再生を繰り返していく過程でアキレス腱自体に炎症を起こしてしまいます。

繰り返し同じ部分を使いすぎることにより疲労やストレスが多くかかり

更に運動後に十分に休息をとらずにいると起こりやすいとされています。

その他にも加齢による腱の変性や靴が合わない、

扁平足などによる足部変形によっても起こります。

アキレス腱は、足を動かす上で重要な役割を果たしている部位であると言えます。
それだけにアキレス腱に起こる痛みは、運動をしていくうえで

非常に重大な意味を持っています。

また、アキレス腱はパラテノンといわれる薄い膜で覆われており、

この部分に炎症を起こしたものがアキレス腱周囲炎です。

⭐アキレス腱炎はなぜ発症するのか

～原因～

アキレス腱炎は剣道や陸上、ジャンプスポーツなどをする運動選手に多くみられます。

走るときなどにふくらはぎの筋肉が足の裏を踏み返す動き、

つまり地面を蹴ってつま先立ちになる動きに関係しています。

運動で繰り返し負荷がかかった後に十分な回復期間をとらないと、

アキレス腱の炎症が起こることになります。

～症状～
・ふくらはぎから踵後面にかけての痛み。

・アキレス腱が腫れ押さえると痛みが増す

・運動を始める時や歩き始めの時に痛みが

　強く運動を続けていると軽減する。

～検査～

まずは痛みのある場所や強い圧痛、腫れなどがあるかの症状の程度を確認します。

また、どのような時に痛みが出やすいのかを確認します。

画像検査では、ＭＲＩ検査で腱の状態や変性の程度、

他の疾患との確定診断の為に必要に応じて行います。

～治療法～

このような痛みが出た場合は安静にするのが1番大切です。

過度な運動を中止し、アイシングなどを行ないます。

アキレス腱炎はなかなか治らずに時間が経過することも少なくありません。
治りにくいと診断された場合にかかとの部分を高くした中敷きを使うと、

アキレス腱の過度な緊張を緩めることができます。

～予防法～

アキレス腱炎を予防するには、運動前のストレッチと

運動後のアイシングで炎症を防ぐことが効果的です。

ふくらはぎの筋を伸ばすストレッチは、アキレス腱の負担を軽減する効果があり、

アキレス腱のスポーツ障害を予防する為には欠かせないものと言えます。

運動後のアイシングは炎症を防ぐ為には欠かせないものです。

～ストレッチ法～

【階段や足台などの段差のあるところでおこないます】

痛いほうの足の先を段差にかけて、

かかとをゆっくりと降ろしていきます。

⭐アキレス腱が伸びて、痛みが出るはずです。

　我慢できる程度の痛みの範囲でアキレス腱を伸ばすのを続けます。

今回ご紹介したアキレス腱炎の痛みに対して

当院では

スポーツをしていくうえで怪我をしてしまうと

パフォーマンスの低下につながります。

痛みが出た際は『これくらいなら大丈夫』と思わずにしっかりと

治してパフォーマンスの向上を行っていきましょう😊

身体の様々な不調、痛みに関して分からないことがありましたら

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