坐骨神経痛
- 時々背中に痛みを感じることがある
- 腰の痛みが長時間続くことが多い
- 夜になると足がひどく痛む
- 長時間歩くと腰や背中が張っている感じがする
- 太ももの裏がしびれる
坐骨神経痛とは?
坐骨神経は末梢神経の一つです。末梢神経とは、脊髄と体全体の筋肉を動かす伝達の役目を担い、身体の動きを制御している器官です。
坐骨神経は、人体の中で最大の太さを誇り、1m以上もある非常に長い神経です。
皮膚に近いところを走る神経なので、圧迫や刺激を受けた際に影響が出やすいという特徴があります。
坐骨神経痛は、おしり~太ももの裏~ふくらはぎ~足の甲、足の横の部分や足の裏までといった具合に、神経の走行に沿った痛みの症状のことを言い、正式な病名ではありません。
上記の部位の一部に強い症状を感じる場合もあれば、足に激しい痛みが走り、足全体に坐骨神経痛の症状を強く感じる場合もあります。
坐骨神経痛には、以下のような症状があります。
- 椎間板ヘルニア
- 変形性脊椎症(骨が変形してトゲが出てしまう状態)
- 脊椎分離すべり症
- 脊柱管狭窄症
- お尻の筋肉の緊張による神経の絞扼
坐骨神経痛は、一時的に症状が良くなっても、再発しやすいという特徴があります。
完治を目指すなら、やはり根本を改善しないと、痛みやしびれの解消にはなりません。
治療法としては、 坐骨神経痛の場合ほとんどが骨盤、骨格の状態を整えてあげたり、経絡の流れを良くすることにより解消されます。ただし、症状や状態によっては期間がかかる場合もあります。